当社取締役 福谷公男による東谷被告人への刑事告訴について

2024/03/14

2024年3月14日、ガーシーこと東谷義和被告人は、東京地裁第6刑事部により、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けました。
この判決により、東谷被告人の福谷に対する誹謗中傷の内容が真実ではなく「誹謗中傷のデマ」であり、名誉毀損にあたるとする検察官の主張が全面的に認められたことになり、当初より福谷が主張していた「事実無根」が公に認められたことになります。

福谷の刑事告訴以来、足かけ2年間、真摯にご対応いただき、被疑者が参議院議員の身分のまま国外に逃亡するという前代未聞の事態に対応しつつ、東谷被告人を逮捕し、同人の刑事訴追を実現してくださった警視庁、東京地検両捜査関係者、政府関係者、裁判所の関係者の皆様方に衷心より御礼を申し上げます。

上記判決によって福谷の名誉回復が一定程度なされましたが、福谷や当社が東谷被告人による名誉毀損、強要、(常習)脅迫、業務妨害行為、証人威迫等によって被った精神的あるいは経済的な損害は甚大であり、それらの損害はいまだに十分に回復がなされてはいません。
現在、福谷及び当社は、東京地裁において、東谷被告人に対する民事の損害賠償請求訴訟を提起しておりますが、東谷被告人はこの民事訴訟において、一度は行った「請求の認諾」を期日間に撤回するなど不誠実極まりない態度に終始しており、いまだに全く反省の態度が見られません。

我々は、東谷被告人を決して許せないと考えており、上記民事訴訟を含めて断固として法的措置を継続して参る所存です。

SNS上の名誉毀損や脅迫等は、社会的殺人を惹起しかねない非常に危険な行為かつ極めて悪質な行為です。
そうであるにもかかわらず、被害者が対抗できる手段は乏しく、現在の裁判実務では民事裁判によって勝訴してもわずかな賠償額しか得られず、またこのことが名誉毀損や脅迫等によって多額の広告収入を得る発信者の「やったもん勝ち」を生じさせています。
我々は、日本の民事訴訟における伝統的な損害論を見直して、発信者に対する懲罰的な賠償による被害回復が実現されるよう、現在の制度を変革する必要性を痛感しており、かかる変革のために必要な働きかけを上記民事訴訟内外において行っていくことを考えております。

SNS上の名誉毀損や脅迫等の犯罪行為が根絶され、我々のような被害が1人でも少なくなるような社会を実現させて参ります。


株式会社ジェネシスコンサルティング(旧株式会社HELICAL CHORD)
代表取締役 横田 武志